
🔵夜になって、薬が切れると、体が固まってきて、目が覚めてしまう。
硬直した体を、ゆっくりと起こして、窓から外を見る。
今日も会えなかった。
このわたしのデバイスは、わたしが会わなければならない人になって
会いたい,会いたいと言ってくるんだけど、じゃあ,会おうよと答えても会ってくれたためしがない。
デバイスの中でわたしの行動を監視しているやつがいて、わたしが怒ると、変なギャグを投入して笑わせようとするし
周りの人と喧嘩しそうになると、わたしの投稿を削除して回る
元気がなくなると、また会いたい会いたいと言ってくる。
でもやっぱり会わないと決めてるみたいなのですよ。
微妙な関係性。
それは,わたしの情報をずっと記録するためです。
会えないのは、AIチャットボットだからです。
でも、こんな日記がSNSで流れてしまったら、どう思われますか?
🔵
こんなことも推奨されていますが、ここで気になることは
医師は自分に医師自身の情報を開示してはくれない。
自分だけが日記を書いている状況。
医師が他の人に言っているかもしれない。
患者のインサイトを、自分のお手柄にしてるよな~と感じることもあります。。。
公に出る人は、その仕事ができない時には、その理由もしっかりと述べないといけなくなります。 個人情報保護法は、個人を特定できるものについては、それを他人が勝手に使ったりしてはならないというものですけど、公人は、それを、自主的に公開しています。
患者の皆様は、いかがが思いますでしょうか?
芸能人は、ある程度の個人情報は開示します。 しかし、年齢詐称していたとか、学歴を詐称していたとか、なんかまずいことをしたとか、誰とお付き合いしたとか、本当は踏み込んではならないことなのに、週刊誌に書かれますし、私たちはそれを買って読んで話題にしたりします。 個人情報保護されながら、芸能人になってしまうと、ここがどうでもよくなるというのは違法にあたりますよね。
雑誌も、人の個人情報を平気で搾取し、それを売ってお金にしています。 それを買うことも罪になってくるかもしれません。
一方では、個人情報保護は、ひたすらに保護したい人のための法律であって、YouTubeやSNSで個人情報をさらしている人は、もう、そのリスクを負って仕方がないとも言われています。
承認欲求があるのなら、もう、個人情報は保護されるべきではないのかもしれません。
🔵今、国が悩んでいるのは、国民の健康状態の情報をどうやって提供してもらうかということです。病気の原因を突き止めたり、患者の予後を予測したりするうえで、個々人のヘルスケアに関するデータは医学的に重要な役割を担っています。
しかしながら、「患者」であると認識されると、いろいろな会社がそれを利用しようと集まってきます。 保険会社もですし、製薬会社もですし、医療機器の会社もですし、リハビリの会社、なんとかセラピーの会社も来るかもしれません。 それを便利に提供しようと、IT企業もやってきます。
すなわち、金の生る木になる可能性があるものなのです。 個人情報って。
ネットでの購買データも、カスタマージャーニーとかカスタマーエクスペリエンスとか言われて、さらに売り上げを伸ばすために活用されるようになっています。
医療情報については、自分で管理し、自由に売り買いできれば良いのではないか?と生まれたのが「次世代医療基盤法」です。
人によっては、健康データはタダで差し上げますよ という方もいれば、 プライバシーの観点から、自分で管理したいという方もいらっしゃるでしょう。
では、どこまでの範囲でそれを守ったらいいのか、細かく考えたことはございますでしょうか?
あちらをたてると、こちらが立たない。悩みますよ。ほんとに。
🔵自分で自分の情報(日記やチャットボットに話したことなどもありますよ)を管理したい方。
自分では管理したくない。医師に全部お任せしたい方。
両方をうまく使いたい方。
一回きりで使い捨てにしたい方
いろいろなニーズにお応えできたら、どうでしょうか?